MGOやUMFの違いは抗菌作用
マヌカハニーの表示で使われているMGOやUMFの数値は、マヌカハニーが持つ抗菌作用を表すものです。
一般的にMGOは、100から始まり200、300、500、800と増えていきます。対するUMFは、5から始まり、8、10、15、20と数値が上がっていきます。
数値が大きくなればなるほど、抗菌作用が強くなり、希少価値が高いことを表します。
MGO500までのものは高品質路線のスーパーなどでも販売していますが、500を超えるものになると限られたお店でしか買うことができなくなります。
MGOとUMFの違い
MGOとはMethylglyoxalの略で含有量を表す
MGOは抗菌成分のメチルグリオキサールを数値化したものです。英語表記のMethylglyoxalを略しています。
メチルグリオキサールは、マヌカハニーに含まれる独自の抗菌成分で、その高い抗菌作業から海外では医療用で使われることもあるほどです。
MGOの後に続く数字はメチルグリオキサールの含有量を表します。マヌカハニー1㎏あたり100㎎のメチルグリオキサールが含まれているものを、MGO100+と表現しています。
数字の後ろの+は、数字以上の含有量があることを示しています。天然のものなので、ピッタリとはいかないんですね。
MGO表記 | 1kgあたりの含有量 |
---|---|
MGO100+ | 100㎎/kg 以上 |
MGO200+ | 200㎎/kg 以上 |
MGO300+ | 300㎎/kg 以上 |
MGO500+ | 500㎎/kg 以上 |
MGO800+ | 800㎎/kg 以上 |
MGO1100+ | 1,100㎎/kg 以上 |
UMFとはUnique Manuka Factorの略で抗菌作用の効果を表す
UMFは、メチルグリオキサールが持つ抗菌作用の効果を表します。英語表記のUnique Manuka Factorの略称です。マヌカハニー独自の要素を測定しているんですね。
測定方法は、消毒液のフェノール水溶液の殺菌力と比較しています。UMF10+は、フェノール水溶液10%と同等の殺菌作用があることを表します。
フェノール水溶液の濃度であらわされているので、UMF100以上のものは存在しません。一般的には次の4種類のランナップがあります。
UMF表記 | フェノール水溶液の殺菌力 |
---|---|
UMF10+ | 10% |
UMF15+ | 15% |
UMF20+ | 20% |
UMF25+ | 25% |
MGOとUMF以外の単位
マヌカハニーは、MGOとUMFであらわされることが多いですが、他にもTAやMGS、NPAなど様々な単位であらわされることがあります。
MGOとUMFの換算表
購入するときに迷うのが、MGOとUMFどちらを買えばいいのかです。同じような値段でも単位が違うのでどちらがお得か迷ってしまいます。
検討の参考になるように、MGOとUMFの換算表を作成してみました。値段と相談してどちらかお得か検討してみてください。
MGO | UMF |
---|---|
MGO100+ | UMF10+ |
MGO400+ | UMF20+ |
MGO500+ | UMF25+ |
MGO800+ | - |
MGO1100+ | - |
まとめ
MGOとUMFについてまとめてみました。マヌカハニーを購入するさいの参考にしてもらえれば幸いです。
単位の意味は分かった。で、おススメのメーカーはどこなの?という人は「やってはいけない!?マヌカハニーの購入失敗パターンを3つご紹介」をご覧ください。おススメのメーカーや購入のポイントを説明しています。